今回は「そもそもFXって何?」ってところを解説していきます。
FXは、円とかドルとかユーロとかの通貨を取引してお金を増やす投資法なんですが、
全くFXをやったことがない方にとってはちょっと小難しく感じますよね。
というわけでこの動画では、これからFXを始めようと思っている方向けに、
- FXとは何か?
- FXのリスク
このあたりについて、世界一分かりやすく解説していきます。
専門用語は一切使わず、難しい言葉も極力使いません。
FXのえの字も知らないという方でも、ちゃんと分かるように説明してきますので、サクッと読んでいってください。
また、すでにFXをやってる方も復習と思って見ていただければと思います。
それでは早速いきましょう。
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FXって何?
まずはFXとは何かというところを解説します。
FXとは、投資の1種です。
投資とは、お金を出してリターン得ることですよね。
その投資にもいろんな種類があります。
例えば、株式、債権、先物、オプションなどなど。
たくさんあるんですが、その中の1つがFXです。
お店に例えると、スーパーというくくりが投資にあたり、その中の八百屋さんというカテゴリーがFXみたいな感じです。
スーパーにはお肉屋さん、魚屋さん、お惣菜屋さん、冷凍食品売場、日用品売場などいろんな種類の売場がありますよね。
なので、こんな感じで投資というお店の中に株式、債権、先物、オプション、FXみたいな売場があるというイメージです。
通貨ペアって何?
FXでは通貨ペアというものを売ったり買ったりすることでお金を増やすことができます。
もちろん、減ることもありますけどね。
で、この通貨ペアがFXの中の商品に当たるわけです。
通貨ペアには、USD/JPY、EUR/USD、GBP/JPYなどなど、何十種類もの商品があります。
言ってみたら八百屋さんの中の、たまねぎ、キャベツ、人参、じゃがいもみたいな感じですね。
なので、FXでUSD/JPYの取引をするということは、八百屋さんでたまねぎを買うのと同じなわけです。
FXとか難しそうな名前がついてるからちょっととっつきにくいんですが、やってることはスーパーに行ってたまねぎ買うのと何も変わりません。
違うのはそのたまねぎをいつでも自由に売れるってところだけですね。
ちなみにUSD/JPYは一般的にドル円と言ったりします。
通貨ペアを難しく考えなくていい
FXの通貨ペアはペアっていうぐらいなので、2つの通貨が必ず1つのセットになっています。
なので商品が2つあるように思えてちょっとややこしく感じるかもしれませんが、難しく考えなくて大丈夫です。
1つの通貨ペアを1つの商品だと思ってください。
つまり、ドル円をたまねぎだと思ってもらって結構です。
たまねぎはその時々で値段が違いますよね。
高いときもあれば安いときもあるので、当然安い時に買うと得ですよね。
なのでドル円も安い時に買うとお得ということになります。
そしてそのドル円の値段が上がってきた時に売ればあなたの利益になります。
例えば、ドル円を100円の時に買って110円になった時にに売れば、10円の儲けになるということです。
かんたんですね。
通貨ペアは売りから入ることができる
さきほども説明したとおり、通貨ペアは安く買って高く売ると利益を上げることができます。
ですが、逆に最初に通貨ペアを売っておいて、あとで安く買い戻すことで利益を上げることもできるんです。
実際は持っていないものを売ることになるので、日常生活ではありえないことなんですけどね。
しかし、FXではこれができるんです。
で、これも難しく考える必要はありません。
通貨ペアを高い時に売っておいて、あとで買い戻せば利益になる。
そのままです。
考えるとややこしくなるので、今は考えなくて大丈夫です。
やってるうちに理解できるようになりますので。
ドル円が110円の時に売り注文を入れて、100円になったら買い注文で決済すると10円の利益になる。
ただそれだけのことです。
レバレッジって何?
FXは証券会社によっては最低100円ぐらいから取引ができるんですが、逆に1回の取引で何十万、何百万と投資することもできます。
しかも「レバレッジ」というものをかけることができて、株や債権などの取引以上に大きなお金を動かすことができます。
このレバレッジというのは、テコの原理を意味します。
つまり、少ない金額で大きなお金を動かすことができるということです。
FXでは最大25倍のレバレッジをかけられる
FXではレバレッジをかけると、ハイリスクハイリターンな取引になります。
ちなみに日本のルールでは最大25倍のレバレッジをかけることができるんですね。
例えば、1ドル100円の時に、ドル円を100万円分買ったとします。
で、これが110円になった場合、110万円になりますよね。
つまり、10万円の利益になるというわけです。
でも10万円の利益を上げるために、100万円も用意しないといけないとなるとハードル高くないですか?
そこで、レバレッジの登場です。
先程FXでは最大25倍のレバレッジをかけることができるというお話をしましたが、これは裏を返せば25分の1の資金さえあれば取引ができるということになります。
つまり、さっきの例だと、100万円の25分の1である4万円さえ持っていれば、100万円分を運用できるというわけです。
ということは、1ドル100円の時に4万円を投資して、110円の時に売れば、10万円の利益を得ることができるということになります。
レバレッジのリスク
レバレッジを使うと効率よく稼げるように思えますが、逆にリスクも大きくなってきます。
最近のドル円相場であれば、1日で2〜3円ぐらい動くこともちょこちょこありますので、4万円の投資で1日に2〜3万円ぐらい動く場合もあるということになります。
例えばこれが40万円を投資するとなると、1日で20〜30万円動くことになるわけです。
そう考えるとけっこうな金額じゃないですか?
当然、うまくエントリーできてタイミングよく決済できれば大きな利益になりますが、逆にそれと同じ分だけ損する可能性もあるということです。
「FXで億り人になった!」みたいな人よくいますよね。
何十万、何百万投資してうまくいけばそれができるのがFXです。
確かに夢はありますが、その反面リスクもあるということは十分理解しておいてくださいね。
FXのリスクを避けるには?
FXはハイリスクハイリターンな取引が可能ですが、とはいえ、そこは本人次第です。
リスクは個人でコントロールすることができます。
ちなみに大金を溶かすリスクを回避する方法はかんたんです。
口座に必要な分以外お金を入れなければいい。
それだけです。
例えば10万円だけを運用すると決めたら、それ以上FX口座にお金を入れない。
そうするとどんなにお金が減っても最大10万円です。
しかも基本的には、FX会社が入金しているお金が半分ぐらいになった時点で、強制的にストップさせます。
FX会社もユーザーの支払いが滞ったらめんどくさいことになりますからね。
「ロスカット」と言って、やばくなったら強制的に取引を中断させるんです。
お金をたくさん入れれば入れるほど、レバレッジがかかり、ハイリスクハイリターンになります。
なので、口座に入れるお金を制限しましょう。
まずは最低ロット・成行注文で取引をしてみる
ここまでの説明を理解できたら、あとは実際に注文をしてみましょう。
一番最初は、最低ロットで注文してみてください。
注文画面で「買い」か「売り」のどっちかのボタンを押せばOKです。
で、買い注文をしたなら売りで決済、売り注文をしたなら買いで決済をすれば取引完了です。
注文方法についてはいろいろありますが、最初は成行注文でOKです。
なれてきたら、指値、逆指値などの注文方法も使ってみてください。
なお、初心者にオススメのFX会社については、以下の記事ににまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。
まとめ
今回は初心者向けに「FXとは何か?」というところを解説してきました。
FXをやっていると、他のジャンルの投資についても理解が深まり、金融リテラシーも一気に上がっていきます。
僕も最初はFXから始まって、今では株・債権・商品・暗号資産など、さまざまな取引ができるようになりました。
なので、ある意味勉強と思ってFXを始めてみてもいいと思います。
まずはドル円で1トレードやってみてください。
それでは今回はこの辺で。
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