どうもTOSHIです。
今回は投資信託とETFの違いについて解説していきます。
投資の王道は、投資信託やETFなどファンドの運用です。
なぜならこの2つであれば、基本的に長期で投資すれば着実にお金が増えていくからです。
基本的に放置状態で、ハラハラすることなく心穏やかに投資ができるというメリットもあります。
なので投資信託とETFはマジでオススメなんですが、ぶっちゃけ違いがよく分からないですよね。
というわけでこの記事では、投資信託とETFの違いについて解説していきます。
お金を増やしていくために、すごく重要なところになってきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
それでは早速いきましょう。
投資信託とETFの違い
投資信託とETFの違いを端的に言うと、「上場しているかしていないか」です。
✅「上場している」つまり市場で買付できるのがETFで、
✅「上場していない」つまり仲介業者を通してしか買付ができないのが(一般)投資信託です。
なので、ETFはリアルタイムで買付ができるのに対し、投資信託は買付にタイムラグが生じます。(少し遅れて約定します。)
どちらも株や債券の詰め合わせパックですが、買付方法が異なるということですね。
それでは投資信託とETFの違いをもう少し詳しく見ていきます。
- コストの違い
- 買付単位の違い
- 商品数の違い
上記の3点を比較していきましょう。
コストの違い
投資信託とETFのコストを比較すると、
✅ 投資信託 > ETF
ということで、投資信託の方が高いです。
ちなみにS&P500に連動しているファンドで比較すると、
販売手数料 | 運用管理費 | |
---|---|---|
SBI V S&P500インデックスファンド | 0円(SBI証券の場合) | 0.0938% |
バンガードS&P500ETF(VOO) | 0円(SBI証券の場合) | 0.03% |
ご覧の通り。
SBI V S&P500インデックスファンドが一般の投資信託で、バンガードS&P500ETF(VOO)がETFですが、ETFの方がかなり安いですよね。
なので、コスト面で比較するとETFの方にメリットがあります。
買付単位の違い
投資信託とETFの買付単位を比較すると、
✅ 投資信託 < ETF
ということで、最低買付単位はETFの方が金額が大きくなります。
投資信託は最低100円から購入できますからね。
それに対してETFは1口だいたい1万円前後です。
銘柄によって異なりますが、投資信託とETFで比較すると圧倒的に投資信託の方が安いです。
商品数の違い
投資信託とETFを商品数で比較すると、
✅ 投資信託 > ETF
ということで投資信託の方が多いです。
- 投資信託:2,695本(SBI証券の取扱数)
- ETF:283本(東京証券取引所取扱数)
ご覧のとおり。
投資信託の方が圧倒的に多いですよね。
とはいえ、投資信託の中には手数料が異常に高いファンドが含まれていますのでそこは注意が必要です。
実際におすすめできるファンドはごく1部です。
幅広い選択肢があるということはいいことですが、その中でもきちんと見極めて買付をする必要があります。
つみたてnisaの運用するなら投資信託とETFではどっちがいいの?
投資信託やETFなどのファンドに投資するのであれば、一番最初にやるべきことがあります。
それはつみたてnisaの運用です。
つみたてnisaを使えば、運用益にかかってくる20%の税金が免除されます。
なので、つみたてnisaはやらないと絶対に損です。
つみたてnisaで運用できる投資信託やETFは商品に限りがありますが、優良ファンドはたくさんありますので、その中から選べばOK。
まずはつみたてnisa対象のファンドを選んで、非課税で運用していきましょう。
で、つみたてnisaをやるのであれば、投資信託とETFではどっちがいいかというところですが、
結論から言うと、投資信託の方がオススメです。
理由としては、
- 投資信託の方が銘柄数が多い
- ETFは基本配当金の再投資が自動でできない
上記のとおりです。
ETFはつみたてnisa対象の商品がごくわずかしかありません。
その中で、1つの商品で多くの国やセクターに分散投資できるようなものがないので、その点がデメリットです。
なおかつ、分配金の再投資を自分でやらなきゃいけないので、その点がめんどくさいんですよね。
特に投資初心者の方であれば、投資信託でつみたてnisaをやるというのが一番かんたんでもっとも効率のいい投資法になります。
つみたてnisa以外で投資するなら投資信託とETFではどっちがいいの?
ではつみたてnisa以外で投資をするなら、投資信託とETFではどっちがいいのでしょうか?
これについては、結論、ETFの方がオススメです。
理由は、運用コストが安いからです。
つみたてnisa対象品以外であれば、ETFは優良ファンドがめちゃくちゃ揃っています。
またリアルタイムで売買ができるので、機動的な運用が可能です。
特にアメリカのバンガード社やブラックロック社のETFはコストも安く、運用利回りも高いです。
なので、つみたてnisaを使ってほったらかしで積み立てしつつ、ETFでその他の銘柄を機動的に売買するというやり方がいいですね。
ただし、ETFは先程もお伝えしたとおり、分配金の再投資がぶっちゃけめんどくさいです。
また、米国ETFを買うのであれば、確定申告をしないと日本とアメリカから二重で税金を徴収されることになります。
なので、ETFに関してはある程度投資経験を積んでから手をつけた方がいいですね。
この記事を書いているのは2023年3月ですが、これから積み立てnisaの投資可能枠が広がります。
現在年間40万円が上限ですが、今後は120万円まで拡大される予定です。
なので、基本はつみたてnisaで満額運用して、それ以上投資をしたいのであれば、ETFの方もやってみるといいかなと思います。
まとめ
投資信託とETFの違いについて解説をしてきましたが、参考になったでしょうか?
かんたんに言うと、
- 投資信託:初心者向け
- ETF:経験者向け
といった感じですね。
投資初心者の方であれば、迷わずつみたてnisaで投資信託をやればOKです。
投資は期間が長ければ長いほど、複利効果でお金が増えていきます。
なので始めるのであれば今がベストです。
この記事の内容を参考にしていただき、1日も早く投資を始めてください。
それでは今回はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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