どうもTOSHIです。
今回は投資初心者の方向けに米国株投資の始め方を解説していきます。
僕は米国株を始めてから投資に対する考え方が変わりました。
米国株を始める前まで、いわゆる投棄と言われるリスクと難易度が超高い投資法しか知りませんでした。
投棄というのは、レバレッジをかけてトレードをするFXです。
FXにガンガンお金を注ぎ込み、負けては口座に入金し、さらに負けてはまたお金を引っ張り出してくるみたいな愚かな行為を繰り返していました。
「FXなんてマジでやるもんじゃないな。。。」なんて思っていた中、ふと米国株指数のチャートを見た時、ぼくは愕然としました。
こちらはS&P500(アメリカの最も代表的な株価指数)の過去60年に渡るチャート。
単なる右肩上がりどころか、直近はその勢いが更に加速していってます。
ここ一年ぐらいは下がってますが、それでも過去の推移を見れば一時的な下げに過ぎません。
これがアメリカの経済です。
この市場に参入しない理由はないと思い、3日後に僕はアメリカ株への投資を始めていました。
というわけで、本記事では米国株投資の始め方を具体的に解説していきます。
この記事を読めば、投資について何も知らない初心者の方でも、すぐに米国株投資をかんたんに始められます。
記事の後半では、「結局のところ投資初心者の方はどの銘柄を買えばいいか?」というところもズバっとお話しますので、よかったら最後までお付き合いください。
それでは早速いきましょう。
米国株投資の始め方
米国株投資を始めるのであれば、まずは証券会社の口座開設が必要です。
口座開設はめっちゃかんたんです。
今の時代、全てネットで完結しますのでリアルの窓口に足を運ぶ必要はありません。
自宅でサクッと手続きができます。
ちなみに米国株投資を始めるのであれば、選ぶ証券会社は2択です。
- SBI証券
- 楽天証券
投資初心者の方であれば上記どちらかの口座を開設すればOKです。
ちなみに僕はSBI証券を使っています。
理由は、
- 国内口座開設数No.1だから(安心できるから)
- 取引手数料が安いから
- 魅力的な商品が豊富にあるから
上記のとおり。
投資初心者の方で、
- どの証券会社を選べばいいかよく分からない
- いちいち比較して検討するのがめんどくさい
こういった方はSBI証券を選んでおけば間違いないです。
もしあたなが楽天経済圏で過ごしているのであれば、楽天証券を選んでもOK。
どちらか好きな方を選んでください。
米国株銘柄の選び方
証券会社の口座を開設したら、次は銘柄選びです。
ここが一番重要なところになってきます。
ですが最初のうちはぶっちゃけ悩んだところで答えは分かりません。
なので投資初心者の方ほど、悩まずとにかく買ってみるということを強くオススメします。
いろいろ本を読んだりYouTubeを見たりして調べるより、とりあえず小さい金額で買ってみたほうがよっぽど勉強になりますから。
最小金額で買えば大してリスクはありません。
なのでまずは何でもいいので買ってみましょう。
というわけで、米国株の銘柄選びについてかんたんに説明していきますね。
米国株は大きく分けて2種類あります。
- 個別株
- ファンド
上記です。
それでは1つずつ見ていきましょう。
個別株
まず最初に個別株についてお話します。
こちらはその名のとおり、
✅ アップル,アマゾン,テスラ,グーグル,ジョンソン&ジョンソン,コカ・コーラ,エクソンモービル,メタ etc…
このような個別の銘柄です。
理由は単純にリスクが高く、利益を上げるのが難しいからです。
個別株の特徴は値動きが大きいこと。
名もない会社が5年後10年後、世界に名を馳せる巨大な有名企業になる可能性もあり、一攫千金も狙えるとても夢のある取引です。
とはいえ、そんな大当たりを引けるのは宝くじを当てるぐらい確率です。
もしかしたら自分が投資した会社が倒産してしまうかもしれません。
そうなった場合、当然ながら投資したお金も全て消えてなくなります。
個別株で利益を上げるためには、その会社のマーケティング・財務・労務などの状況をあらゆる角度から分析する必要があります。
これははっきり言って投資初心者が分析できるレベルではありません。
なので初心者の段階で個別株を買うのは控えたほうがいいです。
投資を一通り学び、経験を積んでから個別株を買うようにしましょう。
ファンド
次にファンドについてお話します。
投資ファンド(とうしファンド、英語: investment fund)は、複数の投資家から集めた資金を用いて投資を行いそのリターンを分配する仕組みをいう。単にファンドともいう。
引用元:wikipedia
ファンドとは、資金を集めてプロが分散投資をする仕組みであったり、その商品そのものを指します。
理由は、少額でリスク分散をかんたんにできるからです。
分散投資は基本中の基本。
投資先が多ければ多いほど資産の変動率が安定し、リスクを回避することができます。
とはいえ、投資初心者の人はどこに分散すればいいかが分からないですよね。
しかも1つ1つピックアップして個別の銘柄を購入するとめちゃくちゃ手間がかかりますし、何よりかなりの資金が必要になってきます。
そういった悩みを全て解決してくれるのがファンドです。
ファンドはめっちゃざっくりいうと株の詰め合わせパックのこと。
1つのファンドを買うと、その中にはプロが選んだたくさんの投資先が含まれいます。
つまりめちゃくちゃ厳選されたお得な福袋だということです。
しかも少額から購入できるので、投資初心者の方にとっても敷居が低いです。
これは米国株に限ったことではないですが、株を買うのであればまずはファンドを購入することをオススメします。
米国株ファンドの選び方
これまでの説明で、「投資初心者の方であれば個別株を買うよりファンドを買ったほうがいい」ということが分かったかと思います。
というわけでここからは米国株ファンドの選び方を解説していきます。
ファンドも大きく分けて2つの種類があります。
- 非上場投資信託
- 上場投資信託(ETF)
上記のとおり。
1つずつ解説していきます。
非上場投資信託
まず1つ目、非上場投資信託について解説します。
こちらは証券取引所に上場されていない投資信託のことです。
一般的に「投資信託」と呼びます。
✅ 投資信託のメリット
- 商品数が圧倒的に多い(NISA・つみたてNISA枠でもたくさんある)
- 少額から購入できる
✅ 投資信託のデメリット
- 上場していないのでリアルタイムの価格が分からない(価格が1日ごとに設定される)
- 手数料が若干高い
投資信託のメリット・デメリットは上記のとおりです。
積立NISAやNISAの商品の中にも投資信託はたくさんありますので、これらの枠内で買い付けるするのがオススメです。
NISA・つみたてNISAについては、以下の記事で詳しく解説しています。
まだ始めていない方はチェックしてみてください。
ちなみにSBI証券で最も人気のある投資信託は、「SBI・V・S&P500インデックスファンド」です。
僕もこちらを毎月つみたてNISA枠で買っています。
上場投資信託(ETF)
次に上場投資信託(ETF)について解説をします。
こちらは証券取引所に上場されている投資信託のことです。
米国株の場合一般的に「ETF」と呼びます。
✅ ETFのメリット
- 手数料が安い(投資信託の半分以下)
- いつでもリアルタイムのトレードができる(機能的に売買できる)/li>
✅ ETFのデメリット
- NISA・つみたてNISAのラインナップが少ない
- 1口の単価が若干高い(1万円前後)
ETFのメリット・デメリットは上記のとおり。
ETFはめちゃくちゃ優れた商品なんですが、NISAやつみたてNISAで購入できる商品が限られているんですよね。
NISA枠以外で買うのであれば圧倒的にETFがオススメですが、NISAで買う際はあまりいい商品がありません。
つみたてNISAに至っては、ETFを全く取り扱ってないです。
ちなみにオススメは、「バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)」。
こちらも「SBI・V・S&P500インデックスファンド」と同様、S&P500に連動するファンドです。
同じくSBI証券で購入できます。
結局どの米国株を買えばいいの?
米国株ファンドの選び方を解説してきましたが、
こう思った方。端的にお伝えします。
- SBI証券でつみたてNISAの口座をつくる
- つみたてNISAで「SBI・V・S&P500インデックスファンド」を毎月自動積立する
以上。
まずはこれから始めておけば失敗はないです。
積み立てる金額は少額でOK。
で、だんだん分かってきたらいろんなETFを買っていきましょう。
繰り返しますが、まずはつみたてNISAを始めることが大切です。
一般NISAよりも初心者の方はつみたてNISAです。
これを10年・20年続ければ確実に資産は増えますので、その傍らでETFを機能的に売買していきましょう。
投資に慣れてきたら個別株を買ってもいいと思います。
まとめ
それではまとめに入ります。
- まずはSBI証券か楽天証券の口座を開設する
- 個別株はある程度経験を積んでから
- 最初は投資信託かETFを少しだけ買うのがオススメ
- つみたてNISAをやってない人は申込みをして口座をつくる
- よく分からない方は、まずつみたてNISAで「SBI・V・S&P500インデックスファンド」を毎月自動積立する
以上です。
米国株投資と言っても購入する先は日本の証券会社です。
なので特に難しいことはありません。
とりあえず最初は無難に米国株指数に連動する投資信託を自動積立して、慣れてきたらいろんな銘柄にトライしていきましょう。
というわけで今回はこの辺で。
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