どうもTOSHIです。
今回は保存版です。
トレーディングビューの使い方を完全解説していきます。
僕はこれまで、FX・ETF・暗号資産・コモディティなどさまざまな取引においてトレーディングビューを利用してきました。
また、トレーディングビュー以外にもMT4や他の証券会社の取引ツールなどいろいろ使ってきましたが、
最終的に分かったことは、
✅ やっぱトレーディングビュー最強!!!
ってこと。
これほど便利で使いやすいチャートツールは他にないです。
というわけで、本記事ではそんな最強のトレーディングビューについて、具体的な使い方をガッツリ解説していきます。
この記事を読んでいただければ、トレーディングビューの使い方を完全にマスターできます。
さらにトレーディングビューを使いこなせるようになれば、分析効率が暴上がりします。
つまり、トレードの成長が早くなるということです。
なのでぜひこの記事を最後まで読んでもらって、実践に活かしていただければと思います。
なお、本記事についてはいつでもササッと見返せるようにブックマークに保存しておくことをオススメします。
それでは、前置きはこのぐらいにして早速いきましょう。
トレーディングビューの使い方
トレーディングビューでよく使う機能については、大きく分けて2つのツールバーがあります。
- 画面の設定をするツールバー
- 画面に描写をするツールバー
この2つです。
では1つずつ見ていきましょう。
トレーディングビューの設定ツールバーの使い方
まずは画面の設定をするツールバーの使い方を解説します。
上記画像の左上にあるのが画面を設定するツールバーです。
ここでは、
- 画面のモード
- 通貨ペアなどのシンボル
- 時間足
- インジケーター
このあたりの設定ができます。
ではそれぞれの使い方を解説していきますね。
画面モードの設定方法
まずは画面モードを設定しましょう。
トレーディングビューは「通常モード」と「ダークモード」の選択ができます。
✅ こちらが通常モードで、
✅ こちらがダークモードです。
どちらか好みの方を選択してください。
ちなみに画面の背景にグラデーションをかけることもできます。
手順としては、
①画面上で右クリックをして一番下の「設定」を選択。
②「外観」から「背景」の色を選択。
そうすると、、、
ご覧の通り。
半分違う色にしてグラデーションをかけることができました。
画面の色設定は、チャート分析の本質からは外れますが、
とはいえ画面の見やすさであったり、トレードのモチベーションにも関わってくるので意外に重要です。
かっこいい画面だとやる気も出ますからね。
なのでまずはこちらを設定しておきましょう。
通貨ペアなどのシンボルの設定方法
では次に通貨ペアなどのシンボルを設定していきます。
トレーディングビューはFXだけでなく他のマーケットについてもチャートを見ることができます。
画面左上の「シンボル検索」クリック。
そうすると、
ご覧のとおり、シンボルの検索画面が出てきます。
ここで通貨ペア・個別株・株価指数など、見たいシンボルをクリックすれば画面に表示されます。
ちなみにシンボルはウォッチリストに登録ができます。
画面に右上にある下記黄色の四角で囲ったマークを選択して、
下記「+」ボタンから登録をすればOK。
そうすると常に画面の右側に見たいシンボルを一覧で表示することができます。
はい。こんな感じです。
ワンクリックで見れるのでめっちゃ便利です。
なのでよく見るシンボルはここに登録しておきましょう。
時間足の設定方法
次に時間足を設定していきます。
時間足はシンボルの右となりにあるボタンですね。
こちらから選択できます。
時間足についてもお気に入り登録ができますので最初に設定しておきましょう。
上記のとおり、時間の右側に星マークがありますのでそこをクリックすればOK。
このようにお気に入り登録された時間足は、画面左上に表示されます。
こちらもワンクリックで見れてめっちゃ便利ですので、よく見る時間足は登録しておきましょう。
インジケーターの設定方法
では次にインジケーターの設定方法を解説します。
インジケーターはこちらから選びます。
インジケーターも時間と同じように右側に星マークがついてますので、そこをクリックすればお気に入り登録ができます。
なお選択したインジケーターは、
こちらに表示されます。
また、個々のインジケーターの設定について、
上記の歯車マークからカスタマイズできます。
例えば移動平均線の期間やボリンジャーバンドのバンドの設定とかですね。
ちなみにトレーディングビューのインジケーターは無料版だと3つまでしか表示ができません。
しかも無料版は広告がガンガン入ってくるので正直トレードに集中できないです。
なのでトレーディングビューを使うんだったら有料版の方をオススメしますが、どうしても無料で使いたいという方は「みんなのFX」を利用すればOKです。
✅ みんなのFXであればトレーディングビューの有料機能を無料で使うことができます。
詳しくは以下の記事で解説してますので、トレーディングビューを無料で使いたい方はチェックしてみてください。
トレーディングビューの描写ツールの使い方
ここまでは設定ツールの機能をご紹介してきましたが、ここからは描写ツールの使い方について解説していきます。
チャート分析をする際に画面に書き込んで行くことはめちゃくちゃ重要です。
なので1つの1つの機能や使い方を覚えていって実践に活かしてくださいね。
描写ツールの使い方について、ここでは6つの機能をご紹介します。
- 水平線を引く方法
- トレンドラインを引く方法
- フィボナッチを引く方法
- チャートの軌跡をなぞる方法
- ヘッドアンドショルダーの軌跡をなぞる方法
- 三角持ち合いの軌跡をなぞる方法
以上です。
それでは1つずついきましょう。
水平線を引く方法
では水平線の引き方からいきます。
まずは下記ツールバーから「水平線」を選択します。
あとは画面上で引きたいところをクリックすればOK。
ご覧のとおり、ワンクリックできれいに引くことができます。
なお、色や太さなどの設定については、水平線上で右クリックして以下の「設定」からカスタマイズできます。
ちなみに描写ツールについてもすべてお気に入り登録ができますので、よく使うものを登録しておくと便利です。
こちらですね。
お気に入り登録したツールは別のツールバーに表示されます。
こんな感じです。
よく使うやつはこちらに取り出して置くと便利ですね。
トレンドラインを引く方法
次にトレンドラインの引き方を説明します。
やり方は基本的に水平線と同じです。
こちらから選べばOK。
あとは始点と終点をクリックすれば2クリックでトレンドラインを引くことができます。
ご覧のとおり。きれいに引けてますよね。
色や太さの設定は水平線と同じようにライン上でクリックして「設定」から選択できます。
トレンドラインもよく使うと思うので、右側の星マークをクリックしてお気に入り登録しておきましょう。
フィボナッチを引く方法
次はフィボナッチを引いていきます。
こちらから選択して、
あとは始点と終点をクリックすれば、
このとおり。めっちゃきれいに引けます。
フィボナッチを引くとどこで反発するかの目安になるので、逆張りをする際に使えますね。
チャートの軌跡をなぞる方法
では次にチャートの軌跡をなぞっていきます。
ダウ理論を使う時、高値と安値を明確にできるので、チャートの軌跡をなぞると視覚的に分かりやすいです。
ダウ理論(Dow Theory)とは、チャールズ・ダウが提唱した市場での値動きを評価するための理論である。
引用元:wikipedia
チャートの軌跡をなぞる際は「パス」というツールを使っていきます。
こちらになります。
選択したら高値と安値をクリックしていけばOKです。
こんな感じです。
きれいに直線が引けるのですごく見やすいです。
パスツールはけっこう使えるのでぜひ使ってみてください。
ちなみにダウ理論について詳しく知りたい方は以下の動画をご覧ください。
ヘッドアンドショルダーの軌跡をなぞる方法
次にヘッドアンドショルダーをなぞって行きましょう。
こちらから選択して、
あとはさっきのパスと同じように高値と安値をクリックしていくと、
このようにヘッドアンドショルダーを視覚的に分かりやすくすることができます。
ヘッドアンドショルダーはトレンド転換のシグナルです。
こうしてきれいに描写ができるとエントリーポイントも明確になりますので、ぜひ使ってみてください。
なお、ヘッドアンドショルダーを使ったエントリーポイントについては以下の記事にて解説してます。
三角持ち合いの軌跡をなぞる方法
では三角持ち合いの軌跡をなぞる方法を解説します。
下記「トライアングルパターン」を選択。
あとは高値と安値をクリックしていくと、
ご覧の通り、三角持ち合いをきれいに描写できます。
これを引くことで先程のパスだけでなく、トレンドラインも同時に引くことができるので時短にもなります。
具体的なエントリーポイントについては以下の記事で詳しく解説しています。
気になる方はチェックしてみてください。
トレーディングビューの便利機能
それではここから トレーディングビューの便利機能をご紹介していきます。
これまで説明してきた機能に加えてトレーディングビューならではの便利な機能がたくさんありますので、
その中で「これ使えるな!」ってやつをご紹介します。
インジケーターを保存する方法
1つ1つのインジケーターについては先ほど解説した通り星マークで保存ができますが、これからご紹介するのは複数のインジケーターを一度に保存する方法です。
例えば上記については、移動平均線が4本表示されています。
この4本の移動平均線をまとめて保存したい場合、
まずは上記から「インジケーターテンプレートを保存」をクリック。
そうすると、こちらの画面が表示されますので、ここにテンプレート名を記入して「保存」ボタンを押せばOK。
上記に登録されますので、ここをクリックすると保存しているテンプレートを読み込むことができます。
インジケーターの表示・非表示を切り替える方法
では次にインジケーターの「表示・非表示」の切り替えをする方法です。
1つずつ切り替えたいときは、
こちらの「目」のマークで切り替えます。
✅ 表示
✅ 非表示
こんな感じですね。
上記はボリンジャーバンドのみを表示・非表示で切り替えました。
全てのインジケーターを非表示にしたい時は、
こちらをクリックします。
✅ 表示
✅ 非表示
ご覧のとおり。
インジケーターエントリーポイントを探る時に必要ですが、時にめっちゃ見くくてウザい時がありますよね。
なのでそんな時にバツンと消去しちゃえばめっちゃスッキリします。
描写の表示・非表示を切り替える方法
次は描写の「表示・非表示」を切り替える方法です。
上記をクリックすればOK。
✅ 表示
✅ 非表示
はい。できました。
水平線などの描写も時にウザイので、そんな時はバッサリ消してしまいましょう。
また見たい時はもとに戻せばOKです。
pips数を図る方法
次にpips数を図る方法をご紹介します。
こちらの「ものさし」ツールを使っていきます。
あとは始点と終点をクリックすれば下記のように矢印が表示されその上のところにpips数が表示されます。
この場合、枠の下から上までで「451pips」ありますよということです。
リスクリワードを図る際や、獲得したいpips数を確認したい場合にこのツールを使うと便利です。
トレードメモを書き込む方法
次はトレードメモをとる方法です。
画面右下の「ノート追加」をクリック。
そうするとこのようにメモをとることができます。
通貨ペアごとや日付ごとに分けて書くことできるので、その点も便利ですね。
ノートをわざわざ出してから書くのも面倒ですし、どこに何を書いたが分からなくなるのでここに書いておけば分かりやすいです。
ぜひ使ってみてください。
トレーディングビューで取引をする方法
トレーディングビューは最高峰の分析ツールではありますが、トレーディングビュー単体では閲覧のみしかできません。
ですが、ブローカーと連携させることでトレーディングビューを使って取引をすることができます。
というわけで、ここからはトレーディングビューを使って取引をする方法について解説していきます。
ブローカーをの口座を開設する
トレーディングビューで取引をするにはブローカーの口座開設が必要です。
まずはこちらの「トレードパネル」から口座開設をしたいブローカーを選択します。
- ONADA
- SAXOBANK
- FOREX
おすすめのブローカーはOANDA
ブローカーは3社ありますが、オススメはOANDAです。
理由は、
- 1通貨(超小ロット)から取引ができる
- OANDAの口座を開設するとサイトから有益な情報が得られる
上記です。
なのでトレーディングビューで取引したいのであれば、OANDAの口座を開設しておけば間違いないです。
もちろん口座開設・トレーディングビューとの連携に費用はかかりません。
無料です。
注文する方法
ブローカーの口座を開設したら下記「接続」をクリック。
これでブローカーとの連携完了です。
あとは画面上で右クリックをすると、
こちらが表示されますので、
✅ トレード → 新しい注文を作成
この順番でクリックすると、
こちらの注文パネルが表示されます。
このパネルから直接注文をすればOKです。
まとめ
それではまとめに入ります。
- トレーディングビューの基本操作は設定ツールと描写ツールを使えばOK
- 無料版は機能に制限があり使いづらい
- みんなのFXの口座を開設すれば有料機能が無料で使える
- 便利機能も使いこなせたらよりチャート分析の効率が上がる
- トレーディングビューで取引をする際はブローカーとの連携が必要
- おすすめのブローカーはOANDA
以上になります。
トレーディングビューを使いこなせるとサクサクトレードができるようになります。
チャート分析する際のイライラを一掃できますので、ぜひマスターしてくださいね。
それでは今回はこの辺で。
みんなのFXのトレーディングビューを無料で使う
OANDAと連携してトレーディングビューで取引をする