どうもTOSHIです。
FXでエントリータイミングを図るのに欠かせないのがインジケーター。
中でも最もオーソドックスで使いやすいのが移動平均線です。
というわけでこの記事では移動平均線の使い方を具体的に解説をしていきます。
この記事を読んでいただければ、移動平均線だけでFXを攻略できるようになります。
- FXでどのインジケーターを使っていい分からない
- いろんなインジケーターを使ったけどなかなか勝てない
こういった方はぜひ参考にしてみてください。
それでは早速いきましょう。
移動平均線とは?
引用元:SMBC日興証券
3本の移動平均線を使う
移動平均線は3本使うと効果的です。
- 25日間(1ヶ月)→ 短期線
- 50日間(2ヶ月)→ 中期線
- 75日間(3ヶ月)→ 長期線
上記3本を使っていきます。
ちなみに移動平均線にはいろんな種類があります。
EMAはより直近の値動きを反映した値になります。
SMAは単なる平均値ですね。
EMAの方が敏感に反応するので早い段階で値動きをつかむことができますが、その反面ダマシが多くなるというデメリットがあります。
それぞれ一長一短ありますね。
まあ、ぶっちゃけどっちを使ってもそんなに大きな違いはないので、使いやすい方を使ってください。
トレンド転換を狙う
FXで最も優位性のあるポイントはトレンド転換点です。
なぜならこのポイントが最も値幅がとれるからです。
3本の移動平均線を使えばトレンドの転換点が分かります。
ではそのトレンド転換のポイントがどこになるのか?
具体的に解説をしていきます。
上昇トレンド中
上昇トレンド中は移動平均線が次のような順番で並びます。
✅ 上から
- 短期線
- 中期線
- 長期線
こんな感じですね。
この並びになっている時は上昇トレンドだと理解してください。
上昇から下落に転換する時
そしてこの上昇トレンドが終わりに差し掛かると移動平均線の並びが徐々に変わってきます。
- 短期線が中期線を下に抜ける
- 短期線が長期線を下に抜ける
- 中期線が長期線を下に抜ける
上記の3段階にわたって変化します。
こんな感じです。
このようにそれぞれの線が段階的にクロスしていきますので、この動きを見ておきましょう。
上昇から下落に転換した後
そして上昇から下落に転換し、完全に下落トレンドに入ったら、移動平均線は次のような並びに変わります。
✅ 上から
- 長期線
- 中期線
- 短期線
はい。上昇トレンドと逆の並びですね。
この順序に変わったら完全に下落トレンドです。
ご覧のとおり。
そしてこのトレンドが加速していくと徐々にそれぞれの移動平均線の間隔が広がっていきます。
このフェーズに入ったときに利益が拡大していくというわけです。
エントリーポイント
エントリーポイントについてですが、結論③で入ります。
- 短期線が中期線を下に抜ける
- 短期線が長期線を下に抜ける
- 中期線が長期線を下に抜ける
上記の③ですね。
このポイントです。
中期線が長期線をクロスする瞬間にエントリーすればOK。
そうするとトレンドの転換点でしっかり入ることができます。
俯瞰で見るとこんな感じです。
先ほど説明したとおり、移動平均線がクロスしたところでトレンドが転換しているのが分かるかと思います。
短期・中期・長期の移動平均線を使って、中期線が長期線に交差するポイントで入る。
これでトレンド転換点でエントリーすることができます。
下落から上昇に転じる時はこの逆で考えればOKです。
どちらのパターンでも移動平均線を使ってエントリーできますので、ぜひ試してみてください。
最後に
それではまとめに入ります。
- 移動平均線は短期線(25日)・中期線(50日)・長期線(75日)の3本を使う
- EMAとSMAはどっちを使ってもOK
- 3本の移動平均線を使ってトレンド転換点を狙う
- 中期線が長期戦と交差する瞬間がエントリーポイント
上記のとおり。
3本の移動平均線を使えば、相場のトレンドを把握することができます。
かつ、転換点もつかむことができますので、今後のトレードに活かしてみてください。
それでは今回はこの辺で。