どうもTOSHIです。
今回はFXのレバレッジについて解説していきます。
FXはレバレッジをかけてトレードをするとたくさん稼げるとか逆にリスクがあるとか。
その程度のことのであれば分かっている方がほとんどだと思います。
でもレバレッジについてをちゃんと理解できていないという人も意外に多いんじゃないですかね。
というわけでこの記事では、「FXにおけるレバレッジ」について解説していきます。
この記事で一番言いたいことは、
✅ レバレッジが何かということを理解しておけばFXは怖くないですよ
ということです。
レバレッジには一攫千金を狙えるというポジティブなところもありますが、とはいえ諸刃の剣で、当然ながらネガティブな要素もあります。
ネガティブな要素とは、言わずもがな「損失を拡大させるリスク」です。
- FXをこれから始めようと思っている方
- FX初心者の方
上記です。
どちらの方もこの記事を読んでもらえれば、今後安心してFXをやっていけます。
記事の後半では、めちゃくちゃ小ロットで取引ができるFX会社もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
それでは早速いきましょう。
FXのレバレッジとは?
FXは「foreign exchange」の略で日本語に直すと「外国為替証拠金取引」と言います。
FXとはForeign Exchangeの略で、外国為替証拠金取引と呼ばれている投資です。米ドルと日本円を交換するなど、通貨と通貨を交換する取引をFXと言います。
引用:みんなのFX
つまり、「証拠金を用意して為替取引をするのがFXですよ」ということです。
ちょっと分かりづらかったですかね。
要は証拠金さえあれば、取引金額を全額出さなくていいということです。
証拠金は大きな買い物をする時の頭金のようなイメージです。
家や車などは、最初に全額出さなくでも購入することができますよね。
それと一緒です。
しかもFXは頭金だけを払えば、残りのお金は支払わなくても運用することできます。
一方、レバレッジとは取引金額が証拠金の何倍なのかを示す数値のことです。
例えば、10万円の証拠金で100万円分の取引をすれば、
✅ 100万円÷10万円=10
ということで、レバレッジは10倍になります。
つまり、
✅ 取引金額÷証拠金=レバレッジ
こういった計算式になります。
このように、レバレッジは高ければ高いほどハイリスクハイリターンな取引となるというわけですね。
FXのレバレッジは取引ツールで設定できない
こういった疑問を持ってる方もいらっしゃると思いますが、実はFXは取引ツール上でレバレッジを設定することができないんですよね。
つまり、取引ツール上に「レバレッジ○○倍」とかを入力する項目がないということです。
ちなみに日本ではレバレッジは最大で25倍までにするよう法律で決まっています。
言い換えると、レバレッジを25倍にして取引をしても全く問題ないということです。
なので国内FX会社の取引ツールでは、どの会社も最大25倍のレバレッジをかけてトレードができるようになっています。
ということは、レバレッジは個人が管理をしないといけないということになるわけです。
取引金額とレバレッジ
先程レバレッジの計算方法について説明しましたが、もう少し詳しく見ていきましょう。
例えば、1ドル100円の時に10,000通貨でエントリーすれば、
✅ 100円×10,000通貨=100万円
このように、取引金額は100万円となります。
でも実際はこの25分の1のお金があれば取引ができます。
なぜなら先程もお伝えしたとおり、日本の法律では最大25倍のレバレッジをかけることができるからです。
つまり、
✅ 100万円÷25=4万円
ということで、4万円があれば100万円分の取引ができるということになります。
要は4万円に25倍のレバレッジをかけて100万円分を運用するということですね。
これを10倍にすると、40万円で1,000万円分の取引ができるということになります。
たったの40万円で1,000万円分の取引ができるってすごいですよね。
これは見方によっては小さな金額で大きく稼げるという夢のある話のようですが、その反面リスクもはらんでいることは容易に想像ができます。
例えば10,000通貨で取引をした場合、1ドルの価格が100円から96円になれば4万円が全額吹っ飛ぶことになります。
逆に100円が104円になれば、4万円が8万円(2倍)になるということです。
このように証拠金が少ないと、たった1ドル4円の値動きで倍になるかゼロになるかの取引になってしまうんですよね。
何が言いたいかと言うと、100万円持っている人が4万円の証拠金を出すのと、4万円しか持っていない人が4万円を全て証拠金にするのでは、まったく意味がちがうということです。
ですが実際はロスカットという制度があって、証拠金が半分ぐらいになったら強制的にストップされるようになってます。
ロスカットのルールはFX会社によって異なりますね。
いずれにせよ、資金が全て溶けることのないようFX会社がストップをかけてくれるというわけです。
とはいえ、ロスカットに甘んじていけません。
証拠金には余裕をもって、ロスカットされる前に自分で損切りをしてもっと早い段階で損失を食い止めなければいけません。
FXでレバレッジを管理する方法
FXでレバレッジを管理する方法としては、とにかく資金に余裕をもつということです。
なくなってもメンタルに負担がかからない金額を投資することが大切です。
その金額は人それぞれだと思います。
1万円の人もいれば10万円の人もいるでしょう。
重要なのは損失額の許容度を決めてそれを守れるかどうかです。
FXでは注文をする際に損切りを設定することができます。
相場がどんなに乱高下しても、損切りさえ設定しておけば何も怖くありません。
また、FXはコツコツスキルを積み上げていくことで、徐々に勝てるようになっていきます。
なので、一時的な損失に一喜一憂しないということもすごく重要です。
過度に損失を恐れても、リターンは得られないということですね。
FX初心者にオススメのレジバレッジは何倍?
FX初心者の方はレバレッジを何倍ぐらいにすればいいのか目安がほしいですよね。
ということで、FX初心者の方にオススメのレバレッジをお伝えしておきます。
結論、基本レバレッジは1倍、最大5倍以内がオススメです。
例えば、証拠金が30万円であれば30万〜150万円ぐらいの取引金額を上限に運用するイメージですね。
レバレッジを25倍にしてしまうと、30万円で750万円の取引ができることになりますが、
さすがにこれはリスクのとりすぎです。
なので最大5倍までにしておきましょう。
例えばドル円の場合、直近のレートが145円ぐらいなので、
✅ 150万円÷145円=10,345通貨
上記のとおりで、だいたい10,000通貨ぐらいをMAXに運用するイメージですね。
証拠金が減ったら投資金額も減らす
仮に10,000通貨を運用すれば、ドル円相場が1円動くと証拠金が1万円動くことになります。
最近はドル円もボラティリティ(価格変動幅)が大きいので、1日で1円ぐらいは余裕で動きます。
なので、仮に負けてしまった場合、1万円がなくなってしまうことになりますよね。
さらに運悪く5連敗してしまったとしたら、5万円を失うことになります。
先ほどの話の続きですが、30万円からスタートすると証拠金は25万円になってしまいますよね。
マイナス5万円になったら、当然ですが投資金額は減らしていかなければいけません。
まちがっても感情的になってロットを上げてはダメです。
例えば証拠金が25万円になった場合、レバレッジを5倍で計算すると、
✅ 25万円×5=125万円
上記の通り、証拠金25万円の時の最大運用金額は、レバレッジ5倍で125万円です。
証拠金25万円で、仮に1ドル145円の時にドル円の取引をするのであれば、
✅ 125万円÷145円=9,328通貨
ということで、運用ロットは9,300通貨ぐらいがMAXということになります。
あくまでこれはMAXの運用額ですからね。
できればもう少し余裕を持ったほうがいいでしょう。
ロットをコントロールしやすいFX会社
30万円の証拠金で1万通貨がMAXという話をしましたが、基本的に国内のFX会社は10,000通貨で1ロットです。
ですが最近では最小で1通貨から取引ができるFX会社があります。
1通貨であればほぼお金は動きません。
なのでこれからFXを始めようと思っている方は、1通貨から取引ができるFX会社を選んだらいいと思います。
1通貨であれば練習がてらFXができますからね。
ちなみに1通貨から取引ができるFX会社は、
上記2社です。
信用できるFX会社なのでどっちを選んでもいいですが、キャッシュバックが大きい会社を選ぶのであれば松井証券です。
松井証券は最大50万円のキャッシュバックがありますのでその点はかなり魅力があります。
気になる方は以下のリンクをチェックしてみてください。
まとめ
それではまとめに入ります。
- レバレッジとは証拠金に対して取引金額が何倍あるかを示す数値
- FXは取引金額の25分の1の証拠金があれば取引ができる
- 国内FX会社の最大レバレッジは25倍
- レバレッジは個人で管理する必要がある
- レバレッジは最大5倍までに抑えたほうがいい
以上になります。
FXのレバレッジについて理解できたでしょうか。
ここをちゃんと理解でき、かつ規律を持って取引ができればFXなんて怖くありません。
逆にレバレッジを見方につけてここぞという時に利用するぐらいになると、大きな収益にもつながります。
基本レバレッジはかけなくていいですが、せっかくあるルールですのでうまく利用していきましょう。
というわけで、今回はこの辺で。