【FX入門編】ダウ理論とは?【テクニカル分析の基本です】

 

どうもTOSHIです。

今回はFX入門編。ダウ理論についてです。

「ダウ理論とは何か?」あなたは自分の言葉で説明できますか?

もし説明できなかったら、まだ完璧に理解できていないということです。

ダウ理論をなんとなく感覚的に分かっている人は多いと思いますが、明確に把握している人は意外に少ないのではないでしょうか。

あるいは間違った認識をしている人もいるかもしれません。

というわけで今回は、ダウ理論を完璧に理解してもらうことを目的として記事を書いていきたいと思います。

できるだけ専門用語は使わず、ポイントを凝縮して初心者の方でも分かるように解説していきますのでご安心ください。

この記事を読んでもらえれば、ダウ理論を完璧に理解できます。

ダウ理論を理解していればFXがイージー化できますので、この機会にぜひ覚えていってください。

ちゃんと理解できたら、実践に活かすところまやってくださいね。

それでは早速いきましょう。




 

ダウ理論とは?

ダウ理論とは?

 

まずはダウ理論の概要です。

ダウ理論の6原則

  1. 平均は全ての事象を織り込む
  2. トレンドは3種類ある
  3. 主要トレンドは3段階からなる
  4. 平均は相互に確認されなければならない
  5. トレンドは出来高でも確認されなければならない
  6. トレンドは明確なシグナルが発生するまでは継続する

引用:wikipedia

上記がダウ理論の原則です。

なんだそれ?いきなり難しいやつぶっ込んできたな!

こう思った方。安心してください。

これ全部覚える必要はありません。

テクニカル分析において必要な知識は⑥だけです。

トレンドは明確なシグナルが発生するまでは継続する

これさえ理解しておけばOK。

①〜⑤については知っておいて損はないですが、初心者の方はフルシカトで大丈夫です。

というわけで⑥について解説していきます。

 

ダウ理論を詳しく解説

ダウ理論を詳しく解説

 

ではダウ理論について、もう少し掘り下げていきましょう。

トレンドは明確なシグナルが発生するまでは継続する

上記が重要だとお話しましたが、「明確なシグナル」とは何なのでしょうか?

そのシグナルについて、詳しく解説していきます。

 

ダウ理論のシグナル

ダウ理論のシグナル

 

ダウ理論のシグナルを知る前に、ダウ理論の全体像を把握する必要があります。

これについては言葉で説明するよりは図を見てもらった方が早いです。

ダウ理論

こちらがダウ理論の全体像です。

相場は大きく分けて3パターン存在します。

  • 上昇トレンド
  • 下降トレンド
  • 横ばい

この3つです。

この中で「上昇トレンドと下降トレンドにはシグナルがありますよ。」というのがダウ理論の考え方です。

なのでそのシグナルを知っていれば、上昇トレンドなのか下降トレンドなのかが判断できます。

つまりダウ理論を理解していたら、環境認識ができるようになるということです。

環境認識をしてトレンドに沿ってエントリーできるようになれば、FXの勝率は一気に上がります。

なのでダウ理論のシグナルをきっちり理解しておきましょう。

 

上昇トレンド中のダウ理論のシグナル

上昇トレンド中のダウ理論のシグナル

 

ではまず上昇トレンドにおけるダウ理論のシグナルから解説します。

ダウ理論では、「上昇トレンドにおいて高値と安値を切り上げる」ということを理解してください。

上昇トレンド

上の図の通り、高値と安値を切り上げたら上昇トレンドになります。

では具体的にはどこがシグナルになるのでしょうか。

上昇トレンド

上の図の星マークのところが上昇トレンドのシグナルとなります。

まず高値1のラインを超えたところが1つ目のシグナルです。

そしてもう1つは高値2を抜けたところになります。

注意しなければいけないのは、必ず高値と安値の両方を切り上げないといけないということです。

図1

横ばい

図1の場合、星マークの時点では上昇トレンドが確定してますが、その後安値1を切り下げてますのでこの時点で上昇トレンドは終わったということになります。

図2

横ばい2

そしてこちらのパターンは、高値1を切り上げた後に上昇トレンドが確定し、次に高値2をつけて下がってきます。

その後安値1も更新しますが、高値2を更新できず下がってしまってますよね。

このパターンも上昇トレンドの終わりを意味します。

図1・2ともに、最初の高値を切り上げたところで上昇トレンドのシグナルが出ますが、その後続かなかったということになりますね。

まとめると、

Point
  • 高値を切り上げたところが上昇トレンドのシグナルとなる
  • 高値安値の両方を切り上げないと上昇トレンド継続とならない

上記がダウ理論の「トレンドは明確なシグナルが発生するまでは継続する」ということを具体的に示した内容となります。

 

下降トレンド中のダウ理論のシグナル

下降トレンド中のダウ理論のシグナル

 

では下降トレンド中のダウ理論のシグナルについてです。

下降トレンドも上昇トレンドと理屈は同じです。

つまり、

Point
  • 安値を切り下げたところが下降トレンドのシグナルとなる
  • 高値安値の両方を切り下げないと下降トレンド継続とならない

ということになりますね。

TOSHI
上昇トレンドのところで詳しく解説してますので、下降トレンドについての図解は省略させていただきます。

下降トレンドは上昇トレンドを逆さまにして考えればOKです。

 

トレンド転換はなかなか起こらない

トレンド転換はなかなか起こらない

 

為替相場に限らずいろんなマーケットに言えることですが、一度トレンドが発生したらなかなか転換することはありません。

もちろん大きいトレンドもあれば小さいトレンドもあります。

ですが、基本的にはトレンドが転換した後、一定方向に動き続けます。

なのでトレンドが転換した直後に先ほど説明したシグナルを参考にエントリーすれば、トレンド方向に順張りができますので値幅がとれるということです。

トレンド転換からのエントリーポイントについては以下の動画で詳しく解説してますので参考にしてみてください。

 

まとめ

最後に

 

それではまとめに入ります。

まとめ
  1. ダウ理論はトレンドが上か下かを判断するためのもの
  2. ダウ理論には明確なシグナルがある
  3. 上昇トレンドでは高値を切り上げたポイントが上昇継続のシグナルになる
  4. 下降トレンドでは安値を切り下げたポイントが下降継続のシグナルになる
  5. トレンドはなかなか転換しない
  6. トレンド転換の直後に入ると優位性が高くなる

以上となります。

ダウ理論はFXの基本になりますので、しっかり理解してトレードに活かしてくださいね。

それでは今回はこの辺で。

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